〜病児ママを救う〜
団体プロフィール
団体名 | 一般社団法人笑顔の花 |
代表者 | かやふさえみ |
主な活動 | 病気と共に生きる子どもと家族の支援活動。 |
ホームページ | https://egaonohana.org |
代表プロフィール
名前:かやふさえみ
仙台市に生まれ、上京しその後、長野県に移住。
14歳の男の子、小学2年生の女の子の2児のお母さん。
自身の娘が心臓病を患っており、その中での子育てで感じた課題や大変なことを元に団体の代表として活動を展開中。
設立の思い
自身の子育ての経験から病児を持つママさんを救いたいという思いから設立された。
実際に長野県には心臓病を診てくれる病院が長野県立子ども病院のみであり、そこまで片道100キロの通院、生まれてから3ヶ月以上の入院の付き添いを経験。
これらの経験から見えてきた課題・改善点を洗い出し、苦労する人を減らしたい、病気を患っているお子さんをお持ちのママさん自身のケアを目的に設立。
代表が一番大切にしている思いはお母さんが元気で幸せを感じ、笑顔でいられるような環境づくりが一番だと言う。
病児を抱えていてどのように悩みを解決したらいいのかわからないという方は是非相談してみてはどうでしょうか?
活動内容
●患者家族滞在施設「マザーハウス」
お子さんの入院に付き添う家族が気軽に宿泊や滞在ができるシェアハウス、家族同士が交流できたり、病児きょうだいの遊び場など、料理や入浴も可能、生活を支える、ホームステイのような場所。
妊婦さんや産後のお母さん、病児きょうだいの居場所など、より自由な場所をつくりたいという思いから誕生。
クラウドファンディングによりリフォーム資金の調達を行い、大家さんもの協力もあって、2020年マザーハウスが現実のものとなった。
●長野県立こども病院 ランチデリバリーサポート活動
院内で週一で販売する、手作りお弁当の発案とボランティアサポート。
病院内には食堂がないため患者家族や医療従事者には健康的な食事を摂っていただきたいという思いからスタート。
母乳はママの食べものから作られるため健康的な食事することは必要不可欠である。加えて医療従事者も大変なお仕事をされているためバランスの取れた食事が必要です。
子どもの命を支える側の人達に食べものから栄養を取り心身共に元気になっていただきたいと思ってます。
●病児ママ就労支援事業
子供が病気で看護に付きっきりで働きたくても働けないママさんの就労支援をおなっている。
●大規模災害における母子支援事業
2019年に長野県で起きた台風19号をきっかけに展開された事業。
災害によって困っているママさんに対して物資の提供を行う。
今後の展開
●医療的ケア児ママの支援
人工呼吸器などの医療デバイスにつながっていることで生命を維持しているお子さんをお持ちのママさんは付きっきりで看病している。
20代30代のママさんは働き盛りであったり、自身の時間も確保したいといった思いを持っている方が多い。
そこで、お子さんの状態によって看護師や保育士に子供を預けられるような病院と家の中間に位置したショートステイ施設の設立を今後展開していく。
その結果、ママさんのリフレッシュできるような時間自分だけの時間を確保してもらいたいという思いがある。
●就労支援の拡大
病児を抱えていらっしゃるママさん達は今まで付きっきりで看病してきた経験を活かしてケアラーとして活動できるような道を模索していく。
実際問題、小児に特化した看護師などの人材不足が課題でありママさん達の経験を活かしたケアやサポートの人材育成に繋げていくなど、認知度を高めていくと同時に課題解決しながら、就労支援や新規雇用の発展を目指している。